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世界で最も高い切手

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世界で最も高い切手

史上最高額となるであろう切手が、1856年に現在の南アメリカのガイアナ(当時はギアナ)で発行された「British Guiana One Cent Black on Magenta」という切手で、〝英領ギアナ1セント・マゼンタ〟と言われるものです。
1856年の当時はイギリス領であったため、イギリスから届くはずの切手が予定どおりに届かず、ギアナの郵便局が新聞社に依頼し作らせた3枚ある切手のうちの1枚です。
現在のところ世界でたった1枚しか存在していない切手です。形状も切手としては珍しい八角形です。
この切手は2014年のオークションで、切手としては史上最高額の950万ドル(約9億7000万円)で落札されました。

世界で最も高い切手

このガイアナで発行された切手の次に高額といわれている切手は、2010年にオークションで登場しました。その年、スイスで行われたオークションに出品された「Treskilling Yellow」という切手で、〝3シリング・バンコの黄色〟と言われるものです。
価格は740万ドル(約6億8000万円)で、この切手もまたかなり高額の値がつきました。1855年のスウェーデンで発行されたこの切手は、本来の色は青緑ですが誤って黄色にミスプリントをされ、エラー切手としてその稀少性は高くなりました。
重さはわずか0.3グラム。重さあたりの価格という点でも、おそらく世界最高額の切手の一つになるに違いありません。

稀少価値のある切手というのは、あらゆる大富豪と呼ばれる切手収集家によって世界を渡り、時代を経て価値が高くなると言われています。
例えば〝3シリング・バンコの黄色〟の切手もあらゆるオーナーの手に渡りその高額がたたきだされたといえます。世界一の切手コレクターと言われる大富豪フィリップ・フェラーリ氏の所有となったこともあったようで、心理学者のジグムント・フロイトから1890年ごろに譲り受けたという代物。
その後は、あちこちを転々として1990年になってから、その価値は100万ドルを超えるようになったそうです。それまで綺麗な状態で保存されていたことを見ると、価値あるものだということがわかります。

結果として〝英領ギアナ1セント・マゼンタ〟と〝3シリング・バンコの黄色〟の切手の金額は、それまでの切手の最高額33万ドルを遥かに超えるものとなりました。
もしかしたら今後もこれら以上の高額切手がまた出現するかもしれません。
たった1枚の切手で数億円という値が付くというのは夢がありますね。

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